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記事: 春は出会いと別れの季節。革靴の出番が来たときの“お手軽”お手入れ方法

春は出会いと別れの季節。革靴の出番が来たときの“お手軽”お手入れ方法

春は卒業式や入学式など、大切な節目のイベントが多い季節。久しぶりに革靴を履く機会が訪れ、靴箱から取り出してみたら、ホコリが積もっていたり、革が乾燥していたり、ひどいときはカビが生えていたり……。スニーカーを履く機会が増えた現代では、そんな人もいるのでは?

革靴は正しく手入れをすることで、その美しさを取り戻し、長く愛用することができます。実際、適切なケアを施せば、革靴の寿命は数倍に伸びるとも言われています。「革靴の美しさは手入れによって決まる」とも言われ、シューケアは靴の価値を最大限に引き出す重要なプロセスです。

必要な道具もブラシやクリーム、ワックスなど、どれもインターネットや靴屋、ホームセンターなどで簡単に手に入るものばかり。最近は100円ショップでも代用品が売っているかもしれません。

1年ぶりに履く革靴も美しく蘇る、シューケアの“基本のき”を解説します。手がかる子ほど愛着が湧くと言いませんか?

靴磨きで揃えておきたい基本アイテム

  • 豚毛ブラシ:毛にコシがあり、クリームを塗り込むのに最適。
  • 馬毛ブラシ:毛が柔らかく、ホコリを落とすのに最適。
  • 靴クリーナー:靴の表面についた汚れを浮かせて落とす。
  • 靴クリーム:革に輝きと潤い、栄養を与えて靴を長持ちさせる。
  • クロス:クリームを塗り込んだり磨いたりと、さまざまな用途がある。
  • 防水スプレー:水分だけではなく、汚れから靴を守る効果も。
  • シューキーパー:中に入れて、靴の型崩れを防ぐ。

革靴のお手入れ方法

ブラシをササっと動かして、表面に付着しているホコリや汚れをはらい落とす。このとき、毛が柔らかく、均一にホコリを落とせる「馬毛ブラシ」を使うと◎。ちなみに、靴紐を取った状態でシュータンまで念入りにケアする場合もあるが、今回は手間を省くためにそのままにしている。

コバや羽根などの細かい部分もブラッシング。あとで磨いた際に美しいツヤが出るよう念入りに。

「靴クリーナー」を「クロス①」に塗布。

先ほどの「クロス①」で、「靴クリーナー」を靴の表面に均一に塗っていく。指の腹の部分を使って、円を描くように塗るのがポイント。

全体の汚れをしっかり落とすため、「クロス②」を使って、靴表面の「靴クリーナー」を拭き取っていく。

指に「クロス③」を巻き付け、「靴クリーム」をつける。「靴クリーム」は、小指の先に乗る程度でOK。

「クロス③」で「靴クリーム」を靴の表面を塗っていく。優しく、力を入れすぎないように。

革に「靴クリーム」を馴染ませるため、全体を「豚毛ブラシ」でブラッシング。

ツヤを出すために「クロス④」で磨く。力を入れ過ぎないように、指の腹を使って、優しく包み込むようなタッチで。クロスを厚めに折ると磨きやすい。

最後に、汚れ防止効果のある防水スプレーをかけて完了。靴シミにならないように、適切な距離を保ってスプレーする。

たった数分のケアで、革靴は美しさを取り戻し、自信を持って歩みを進めることができます。少しばかりの道具は必要かもしれません。しかし、特別な技術は必要ありません。少しの手間と心遣いで、お気に入りの革靴とともに、人生の大切な瞬間をより豊かに彩ることができます。ぜひ、この機会にシューケアを習慣にしてみてください。